リレーショナルデータモデル

データベースのための基礎理論

全く同じ要素が2つ以上含まれている場合、それは集合ではない.

集合演算

リレーショナルデータモデル

注意点

第1正規形リレーション

国税収入総額国税収入増減比酒税収入総額酒税収入増減比
1980284-14.2-
199062822119.4137
20005278418.294
20104378313.976

非正規形リレーション

数学的な定義

リレーションと整合性制約

データベースとして矛盾なく健全である状態を保つための条件や制約

ドメイン制約(domain constraint)

キー制約または一意性制約(unique constraint)

学籍番号所属学部氏名電話番号住所
461900146理大 太郎03-1234-0000東京都新宿区神楽坂…
461900546鈴木 一郎03-5678-0000東京都葛飾区新宿…
461900244理大 花子090-123-0000東京都新宿区神楽坂…
461900146田中 一郎070-123-0000千葉県松戸市…

学籍番号がUNIQUEのとき、このリレーションは制約違反

キー(key)

学籍番号所属学部氏名電話番号住所
461900146理大 太郎03-1234-0000東京都新宿区神楽坂…
461900546鈴木 一郎03-5678-0000東京都葛飾区新宿…
461900244理大 花子090-123-0000東京都新宿区神楽坂…
461900846田中 一郎070-123-0000千葉県松戸市…

ここで、

{学籍番号, 氏名}: スーパーキーであるが候補キーではない

{学籍番号}: 候補キー

実体整合性制約(entity integrity constraint)

学籍番号所属学部氏名電話番号住所
461900146理大 太郎03-1234-0000東京都新宿区神楽坂…
461900546鈴木 一郎03-5678-0000東京都葛飾区新宿…
461900244理大 花子090-123-0000東京都新宿区神楽坂…
NULL46田中 一郎070-123-0000千葉県松戸市…

これは学籍番号がNOT NULLであるため実体整合性制約に違反

参照整合性制約(reference integrity constraint)